塾講師アルバイトの給料って?
こんにちは。
今回は、塾講師アルバイトのお給料について書いていきたいと思います。
目次
塾講師の給料
塾講師の給料は、勤務内容、特に授業の形態によって変わってきます。また、地域によっても変化します。
授業形態ごとに紹介していきますので、あらかじめ授業形態について以下の記事を読んでおくといいかもしれません。
集団授業の給料
集団授業の場合、一度に数名から数十名の生徒を相手に授業をします。
そのため、必然的に賃金は高くなります。
塾にもよりますが、少なくともファミレスやコンビニの時給の2,3倍以上はいただけると思って間違いないと思います。
金額にして少なくとも時給2000円程度はいただけるのではないでしょうか。
とくに都心部ですとさらに高くなる場合もありますし、東京都内の一部塾では一回の授業で万単位でもらえるという話も聞いたことがあります。
どんな塾でもこの金額かというとそういうことでもありません。
たいていの場合、授業準備を加味した金額になっています。そのため、授業準備がほぼ必要ないようなところだと、時給も低くなったりします。
個別授業の給料
個別授業の場合、一度に相手をする生徒は1~3人程度です。
また、授業準備もそこまで必要ない場合が多いので、時給は塾講師の中では比較的安い部類になります。
だいたいファミレスの給料×1.2~2くらいの価格を想像していただければいいと思います。
都心にいきますと、塾や生徒に教える内容、講師の在籍大学によってはもう少し頂けるところもあるようです。
また、生徒のカリキュラム管理等も講師が受け持つような塾の場合、少し高めになる傾向が強いように感じます。
映像授業の給料
映像授業の場合、生徒を相手に授業というより、質問の受け答えや事務的要素が多くなってきます。
そういった意味で、時給は個別授業と同等と考えてもらえば問題ないと思います。
地域による差
先程から、ファミレスの給料の何倍といった遠回しな表現を用いていますが、それには少々訳があります。
地域ごとによって若干給料に差があります。そのため、関東の都心部と地方都市とでは金額が変わってきてしまいます。だからあえて遠回しな表現で書きました。
基準となっているのは最低賃金です。
平成30年度地域別最低賃金改定状況|地域別最低賃金の全国一覧|厚生労働省
東京ですと最低賃金が985円で、だいたいファミレスやコンビニで1000円~1500円程度です。
一方、たとえば秋田だと最低賃金が762円で、770円~900円程度です。
そのため、地域差が大きくなります。
とくに、県庁所在地の場合、その周辺こそ発達していても、県平均に引きずられて賃金がかなり安い場合も多くみられます。
逆に関東圏の場合、東京都心に近づくにつれ、時給はどんどん上がっていきます。
一方で、東京都心は過密ですから、求人がない場合があったりします。
また、都心は有名大学が多く軒を連ねていますので、学歴の都合で思うようにいかない場合もあります。
学歴による差
学歴が関係ない場合
学歴による差は、都心部や一部の塾を除いて無いといっていいでしょう。
採用されるかどうかは試験が行われて判断されることが多いようです。
また、学歴や試験の成績によって給与が変化することはないようです。
中堅程度の大学に入る学力があれば問題ない程度の難易度の試験でしょう。
学歴が関係ある場合
都心部の塾ですと、講師が供給過多になったりします。そういった場合、学歴を考慮される場合が多いようです。
実際、とある系列塾では、埼玉県では学歴問わず入れるようですが、都内ですと東大慶応早稲田MARCHの大学生しか所属していないという話も聞きました。
また、一部塾では高学歴の講師による一流の教育をウリにしている場合があります。
そういった塾では、相応の学歴がないとはいるのは難しいでしょう。
こういった塾は当然といえば当然ですが、給与は高い傾向にあります。
おわりに
やはり、ほかのアルバイトに比べたら給与が高めなのが塾講師です。
特に、難易度が上がるにつれて給与は高くなっていきます。
しかし、忘れてはいけないのは、準備に時間がかかっていては高い時給でも割に合わなくなってくるということです。
また、担当の生徒や講義が決まっていることが多く、
飲食店のように、短期で集中してシフトを入れたりといったことが難しい場合が多いです。
そのため、空いている時期に一気に稼ぐようなことが難しくなります。
サークル等でシフトの融通が利かない場合、多くの固定シフトを入れることが難しく稼ぎにくいという事情もあるようです。
よく勤務形態や給与体系を比較してみて、最適な塾バイトを選んでみてください。
場合によっては、塾以外のほうがいい場合もありますしね。
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